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NTT東日本、UC機能とBYOD支援機能を備えたクラウドサービス

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、ワークスタイルの変革を促進する中堅・中小企業向けにクラウドサービス「αUC(アルファユーシー)」を、12月16日より提供開始すると発表した。株式会社PhoneAppliの技術協力により、ユニファイドコミュニケーション(UC)機能やBYODを支援する機能などを提供する。

 「αUC」は、ワークスタイルの変革を促進し、企業内外での円滑なコミュニケーションを支援するクラウドサービス。社員間で、文字チャットのように簡易なメッセージのやりとりやプレゼンスの共有を行える、UC機能を提供する。

 また、社員所有のスマートフォンを業務に活用するBYODの支援機能として、クラウドサーバー上のアドレス帳を提供。PCのWebブラウザや専用スマートフォンアプリなどから、このアドレス帳の情報を閲覧することが可能だ。

 さらに、NTT東日本のビジネスフォンと連携して、スマートフォンからビジネスフォンを経由した発着信を可能とする機能も提供する。着信時には、クラウドサーバー上のアドレス帳に登録された電話番号・名前をスマートフォンに表示させることも可能で、外出先からもスムーズな電話応対を行えるとした。

 提供エリアは、新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の東日本エリア。利用にあたっては、「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」または光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスのいずれかを契約している必要がある。

 初期費用は、基本工事費が1000円(税別)、サービスの申込時やID数の増減申し込みの際に必要な交換機等工事費が1000円(税別)で、月額費用は1IDごとに350円。1つのIDで、PCとスマートフォンから利用できる。

石井 一志