ニュース

NTT西日本が中小向けテレビ会議パッケージ、拠点間の通話定額プランも

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、中堅・中小企業向けに、高画質テレビ会議に必要な商品を組み合わせ、最大4拠点の同時接続を実現する「ひかりシェアプレイス 高画質テレビ会議パック」(以下、テレビ会議パッケージ)、および同一契約者名義の事業所間のテレビ電話通話料を定額とする「グループ通話定額テレビ電話プラン」(以下、定額プラン)を11月25日から提供する。

テレビ会議パッケージ

 テレビ会議パッケージでは、テレビ会議を利用する各拠点において、拠点ごとの環境やニーズに応じて、テレビ会議に必要な機器を選んで導入できる。価格は1拠点3万8000円(税別)から。推奨構成としては、2拠点で利用する場合は17万6000円(税別)、4拠点で利用する場合は46万5000円(税別)となる。ただ、フレッツ光とひかり電話サービスの契約が別途必要。

 通話料を気にせず利用したいユーザーには、定額プランも併せて提供する。同一契約者名義のひかり電話サービスをあらかじめグループ登録し、グループ内のテレビ電話通話料を1通話当たり3時間までなら回数無制限で月額500円(税別)の定額とするもの。

利⽤イメージ
推奨構成例

 サービスの特徴は「高品質」であること。テレビモニターなどの大きな画面で、高精細な画像(HD画質・30fps)によるテレビ会議を実現。NGNならではの帯域確保機能により、安定した映像・音声通信が可能という。

 また、ひかり電話の電話番号(06など市外局番から始まる番号)を利用して宛先を指定するため、なりすまし防止効果があることに加え、NGNの閉域網による秘匿性など高セキュリティを備えるとする。そのほか、「安さ」や「必要なものをワンストップで提供する」点などを特徴としている。

 主な利用シーンとしては、本社への週次報告、離れた部署との定例ミーティング、開発担当と制作現場の試作品チェック、本社から支店への商品説明会などを挙げる。

川島 弘之