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ファイルサーバーの容量プール化とキャッシュを実現する「MARPLE」
容量不足や障害などの課題を解決
(2014/3/19 12:28)
サイバー・ソリューション株式会社(CSI)は、従来のファイルサーバーの容量・移行・バックアップにまつわる問題を解決する次世代型ファイルサーバーソリューション「MARPLE(sMARt-storage PooL servicE)」を28日に発売する
MARPLEは、画像、動画、オフィス文書、CADなどのデータ量が急増する環境に柔軟に対応できる次世代型ファイルサーバシステム。
MARPLEファイルサーバーシステムは、オフィス内に設置された「キャッシュゲートウェイ」がファイルサーバーとして機能すると同時に、クラウドもしくはオンプレミスに構築された「オブジェクトストレージ」にデータを転送、集約管理する。
頻繁に利用されるデータは、一定期間キャッシュゲートウェイにも保存されるため、ユーザーの利便性が保たれる。「オブジェクトストレージ」は、複数のサーバーを結合させたストレージプールとして構成されるため、容量拡張が簡単で、かつ容量の有効活用が可能となる。
「キャッシュゲートウェイ」に障害が発生した場合は、従来のようなバックアップ環境からのデータ復旧を必要とせず、「オブジェクトストレージ」に保存されたデータファイルのショートカットイメージを「キャッシュゲートウェイ」に持ってくるだけで、迅速に復旧できる。
また、CSIがユーザー企業のIT管理者に代わってシステムの障害監視、調査、仮復旧・本復旧対応などを行うため、運用コストも削減できるという。
「ファイルサーバーの慢性的な容量不足」「数年に一度のリブレースに伴うデータ移行が手間」「拠点に点在するファイルサーバーの保守が大変」といった悩みを持つ企業に訴求する。
価格はキャッシュゲートウェイが19万8000円(税別)/台から。オブジェクトストレージの個別構築・導入支援・運用作業などは個別見積もり。