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サイボウズ、自社クラウドサービスを題材にした脆弱性発見コンテストを実施

 サイボウズ株式会社は24日、自社クラウドサービスを題材とした脆弱性発見コンテスト「cybozu.com Security Challenge」を開催すると発表した。セキュリティコンテストのSECCON(セクコン:SECurity CONtest)の協力のもとで実施する。開催期間は11月11日から11月25日まで。

 サイボウズでは、クラウドサービスの品質を向上させるため、外部のセキュリティ専門家と協力して取り組んでいるが、このコンテストもその一環として行われるもの。一般ユーザーが利用している環境とは別の、コンテスト専用の検証環境を用意し、クラウドサービスに存在する未知の脆弱性を見つけ出す能力を競う。

 参加者が脆弱性を検出し、それが脆弱性として認定されると、評価ポイントが与えられ、最終的に、より多くの評価ポイントを取得した参加者が優勝になる仕組み。賞金総額は300万円で、評価ポイントに応じて報奨金が贈呈されるほか、上位者には賞金が上乗せされるという。

 コンテストの開催期間は11月11日11時11分から11月25日の18時までで、オンラインで実施される。なお、参加者募集は9月24日から10月11日まで行われ、募集人数は150名。コンテストの上位者は、2014年3月に東京で開催される「SECCON 全国大会」の併催カンファレンスに招待し、どのようにして、どんな脆弱性を発見したのかをプレゼンしてもらうとしている。

石井 一志