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NECグループ、ウインマジックのPC暗号化ソフト「SecureDoc」を採用

2013年度中に1万台へ導入予定

 ウインマジック・ジャパン株式会社(以下、ウインマジック)は22日、日本電気株式会社(以下、NEC)を中心とするNECグループに、ウインマジックのPC暗号化ソフト「SecureDoc」が採用されたと発表した。ウインマジックでは、同社の販売代理店であるNECキャピタルソリューション株式会社と共同で、NECグループにマネージドサービスとしてSecureDocの機能を提供するという。

 NECキャピタルソリューションでは、SecureDocの暗号管理サーバー「SecureDoc Enterprise Server」を顧客企業の代わりに管理・運用する「SecureDoc マネージドサービス」を製品化しているほか、SecureDoc マネージドサービスと、データのリモート消去などの情報漏えい対策を行う「トラストデリート マネージドサービス」を組み込んだ持ち出しPC対策ソリューション「Trusted PC」を提供している。

 今回NECでは、このTrusted PCの採用を決めたもので、2013年度中に約1万台をNECならびにNECグループに導入する予定。なおTrusted PCには、SecureDocと連携する「インテル アンチセフト・テクノロジー」が採用されており、PCのHDDを暗号化するだけでなく、リモートからのPC起動不能化を実現できるため、ユーザーが安心してPCを持ち出せる環境を提供できるとのこと。

 なお、NECキャピタルソリューションとウインマジックでは、Trusted PCを一般企業の持ち出し用PCニーズに対応するサービスモデルとして、NECと協業して販売する予定とのこと。

(石井 一志)