ケイ・オプティコム、閉域網経由で利用できるクラウドストレージサービス

　株式会社ケイ・オプティコムは5日、閉域網内で利用できるセキュアなストレージサービス「クラウドストレージサービス」を発表した。4月1日よりサービスを提供開始する。

　「クラウドストレージサービス」は、大容量のクラウドストレージと回線をセットにして提供するサービス。重要なデータの保管に適した、バックアップ機能付き高信頼ストレージサービス「ファイルストレージ」と、長期保存の必要があるデータの保管に適した低価格ストレージサービス「アーカイブストレージ」をラインアップした。

　特徴は、閉域網/専用線によるクラウドストレージへのアクセスを提供することで、セキュリティを確保している点で、でセキュリティを確保する点が特徴という。また、容量の増減などの各種管理機能が利用可能なコントロールパネルに対しても閉域網/専用線経由でのアクセスとなる。また、データはデータセンター内の二重化された設備で保管されるため、データ消失のリスクを低減しているとのこと。

　なお料金は、ディスク単位で月額課金される方式を採用。利用料金は、「ファイルストレージ」が100GBまで月額1万500円で、以後100GB増やすごとに月額1万500円が追加される。一方の「アーカイブストレージ」は、1TBまでは月額5万2500円、以後1TB増やすごとに月額1万5750円が追加される。回線費用は、IP-VPN、イーサネットVPNともに初期費用が5250円、月額費用が5250円。

　またオプションとして、コントロールパネルでユーザーが設定した任意のタイミングで、別のロケーションにバックアップデータを作成するデータバックアップ機能、ウイルスチェック機能、イーサネットVPN/IP-VPN以外の回線と「クラウドストレージサービス」を接続するポート接続機能が用意された。

　価格は、データバックアップ機能が1ディスク（100GBごと）に月額5250円、ウイルスチェック機能が1ディスク（1TBごと）に月額1万5750円。ポート接続機能は、100Mbpsの場合が月額2万1000円、1Gbpsの場合が月額5万2500円で、別途2万6250円の初期費用がかかる。