日商エレ、コンテンツ配信を支援するジュニパー製メディアフローエンジン「VXAシリーズ」を販売


 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は28日、ジュニパーネットワークス株式会社(以下、ジュニパー)のメディアフローエンジン「VXAシリーズ」を取り扱うと発表した。

 VXAシリーズは、効率的なコンテンツ配信を支援するメディアフローエンジンのアプライアンス。トランスペアレントキャッシュ機能によって動画などのコンテンツを装置内にキャッシュし、キャッシュした後に受けたリクエストはVXAシリーズが代行する。これによってネットワーク事業者はトランジットトラフィックを削減できるため、コストを抑えて収益性を向上させられるとのこと。

 ラインアップには、最大スループットが2Gbpsの「VXA1002」から20Gbpsの「VXA2000-20G」まで用意されており、最上位のVXA2000-20Gでは72GBメモリと14TBのストレージを搭載する。なおキャッシュ容量や配信キャパシティは必要に応じて追加が可能で、段階的な投資を実現するとした。

 さらに、階層化キャッシング技術により、利用頻度に応じたストレージ利用(RAM・SSD・SAS・SATA・NAS)が可能で、投資対効果の高いキャッシュを実現。アクティブ・ビットレート・ストリーミング技術も提供されているので、常に変化するネットワーク状況に合わせて動画配信のビットレートを調整し、ユーザーエクスペリエンスを向上させられるとしている。

 価格は、最小構成で920万円から。

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(石井 一志)
2012/8/28 15:48