NECネクサ、クラウド版グループウェア「わくわくオフィス」のバックアップオプション


 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は25日、クラウド版のグループウェア「わくわくオフィス」のオプションとして、「データ保管」サービスの販売を本格的に開始すると発表した。

 「わくわくオフィス」シリーズは、2010年より提供されているクラウド型のグループウェアサービス。今回はそのオプションとして、遠隔地で「わくわくオフィス」のオプションとして、ユーザー環境のデータをサーバー/PCのバックアップするサービスを新たに提供する。

 データバックアップにあたっては、重要なデータだけを選んで保管できるほか、最大7世代まで保管できる世代管理により、過去のある時点でのデータへ復元できるという。また、差分ファイルのみを圧縮して送信する仕組みにより、転送時間の短縮を実現。送信時のセキュリティはSSLによって確保する。

 なお、データの運用はISMSの認定を受けているデータセンターで実施。データ保管の結果はいつでも確認でき、障害発生時にはメール通知を行う仕組みも用意した。さらに、事業継続対策を行うBCPオプションとの連携にも対応する。

 対応OSは、Windows 7/Vista/XP、Windows Server 2003、2008以降。バックアップ対象のマシンには、エージェントプログラムをインストールする必要がある。

 NECネクサでは、今後3年間で2000社への販売を見込む。

【お詫びと訂正】
初出時、バックアップ対象データをグループウェアのデータとしておりましたが、対象はPC上のデータです。お詫びして訂正いたします。

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(石井 一志)
2012/6/25 13:24