CSK Win、フィルタリング/グルーピング機能が追加されたメール誤送信防止ソリューションの新版


 株式会社CSK Winテクノロジ(以下、CSK Win)は10日、メール誤送信防止ソリューション「PlayBackMail」の新版を発表した。メール内容やあて先などに応じて機能の使い分けができるフィルタリング機能、ユーザーのグルーピング機能などが追加されている。

 「PlayBackMail」は、送信メールを一定時間保留し、保留時間内であれば送信者自身がWebインターフェイスからメールを削除できる誤送信対策ソリューション。メールの保留だけでなく、あて先のBCC変換、添付ファイルの自動暗号化、上長承認、第三者による保留中メール削除、といった各種機能を備えている。

 今回の新版では、こうした「PlayBackMail」の各機能を適用するかどうかを、件名、メール本文、あて先、添付ファイルの有無、メッセージサイズなどによって判断し、グループごとに使い分けられるようになった。また、複数条件の組み合わせや、条件の優先順位を設定することもできる。

 CSK Winによれば、こうした機能の活用によって、効率的な機能設定が可能になるほか、企業独自の業務ルールや、組織・業務内容に合わせた、より有効的なメール誤送信防止対策を行えるとのことだ。

 製品はまず、クラウドサービスである「PlayBackMail Online」を3月1日より提供するほか、オンプレミス版も提供を予定している。PlayBackMail Onlineの価格は、初期費用が9万9800円(税別)、月額費用が150円(税別)/ユーザー。なおCSK Winでは、2012年末までに新規で2万ユーザーの獲得を目標としている。

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