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電通国際情報サービスとRappaが業務提携、人工知能による「デジタルキュレーション」の実装支援を提供

 株式会社電通国際情報サービス(ISID)と、株式会社UBICの子会社で人工知能によるデジタルマーケティング事業を展開するRappa株式会社は16日、ISIDとRappaで業務提携を行い、人工知能を用いた「デジタルキュレーション」の実装支援サービスの提供を開始した。

 両社が提供する「デジタルキュレーション」は、インターネット上の様々なコメントやレビューをもとに、一人ひとりの嗜好にあったお店や商品などを提案するもの。多数の人がそれぞれ意思を持って書き込んだコメント群を、UBICが独自に開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を用いて解析することにより、オススメやマッチングの精度を高められることが特徴。年齢や性別などの属性やランキング点数、購買・行動パターンの類似性などにより嗜好を類推する従来の手法とは異なり、KIBITによる高度なテキスト解析により利用者一人ひとりの嗜好や感覚を捉え、その人だけのパーソナルなレコメンドを行うことが可能になるとしている。

 ISIDとUBICでは、2015年3月にサービスの共同開発に着手し、様々なデータを用いた検証と機能開発を経て、今回のサービス開始に至った。サービスは、大手口コミサイトやECサイトなどの運営事業者を主な対象として、個別要件に応じたシステム開発および導入支援と合わせて提供していく。

 サービスの活用により、サイト運営事業者は利用者に対して、利用者自身も気付かなかったお店や商品に出会える驚きや楽しみを提供できるようになり、サイトの活性化や利用頻度の向上などが期待できると説明。また、例えば「本の好き・嫌い」の情報から潜在的な嗜好パターンを類推して、「好みと思われる宿」を提案するといった、ジャンルを超えたサービス提供も可能になるとしている。

 サービスの提供にあたり、RappaはUBICの人工知能エンジンKIBITの提供を、ISIDは顧客企業への事業展開・拡販と個別要件に応じたシステム開発、データ検証および導入支援を担当。事業展開・拡販に際しては、株式会社電通のデジタルマーケティング事業との連携も行う。

(三柳 英樹)