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国内上場企業の英語サイト保有率は63%、その他の言語は?

アウンコンサルティング調査

 アウンコンサルティング株式会社は、日本の上場企業におけるウェブサイトの外国語対応に対する調査結果を公表した。英語サイトの保有率は63%で、英語以外の言語では中国語サイトの保有割合が高い結果となった。調査対象は上場企業3630社、調査期間は2014年7月1日~7月16日。

 調査した上場企業のうち、英語サイトを保有している企業は63%で、半数以上の企業が英語に対応している。英語サイトを保有している企業のうち、英語以外の外国語サイトも保有している割合は28%。英語以外の外国語サイト保有率は、中国語が15.51%で最も高く、韓国語(3.15%)やタイ語(1.40%)などその他の言語を大きく引き離している。

 外国語サイトに掲載しているコンテンツとしては、「会社概要」は99.9%とほぼすべての企業がを掲載。このほか、「サービス」は95%、「IR」は62%の企業が掲載している。

 アウンコンサルティングでは、今後はより海外進出をする企業が増えることが予測できるが、外国語サイトを保有していても、実際に海外のお客様に閲覧してもらえなければ意味がないとして、海外のユーザーにもウェブサイトを閲覧してもらうには、多言語のSEOが有効な手法の1つだとしている。

三柳 英樹