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注目度抜群! 人の動きに反応するデジタルサイネージ「Kinesys」

 株式会社ネクストシステムは13日、従来のデジタルサイネージと比較して圧倒的なアイキャッチ力と集客効果を実現するという“インタラクティブサイネージ”「Kinesys」を発表した。23日から販売する。

 Kinesysは、従来のデジタルサイネージで表示されている写真・映像だけでなく、モーションセンサーを利用することで人の動きを感知・トラッキングし、リアルタイムに映像が変化する。このインタラクティブなコンテンツによって高い集客効果が見込めるという。さらに機能を追加することで、3DCGデータをリアルタイムに非接触ジェスチャーで操作することも可能になる。MicrosoftのKinect技術を活用している。

 コンテンツの内容によってさまざまな用途が考えられるが、ネクストシステムでは、店頭や展示会で、周囲の風景に溶け込むことなく利用者の動きに反応し、より注目を集めるサイネージのほか、「バーチャルファッション2D/3D」や「キャラクターへの変身」、「ジェスチャーによるインタラクティブなミニゲーム」などを提案している。

 バーチャルファッション2D/3Dは、カメラに写った利用者の体に合わせ衣服のCGをリアルタイムにフィットさせ動作・表示させる。正面だけでなくポーズに合わせて360°の表示に対応し(バーチャルファッション3Dのみ)、衣服も自然に体の動きに追随するため、より現実に近いリアルな試着が可能という。

進化型サイネージシステム「Kinesys(キネシス)」
バーチャルファッション

 主な機能としては、標準機能「写真・映像の表示」「レイアウト表示」「時間設定」「インスタレーション機能(人を認知するとシャボン玉が舞ったり、雪が降ったりする)」「管理GUI」、ならびにオプション機能「バーチャルファッション2D/3D」「マスク機能(人を認知すると顔にマスクをマッピングする)」「マンガ機能(人を認知するとマンガ調の画面になる)」「視聴者のデータ取得(性別・年齢層などの属性と滞留時間)」を搭載。ニュース、天気予報、占いの配信なども順次オプション提供する予定。

 価格は、基本パッケージ(標準ソフト、モーションカメラ、Webカメラ)が39万8000円(税別)、バーチャルファッション2D、同3Dが各19万8000円(同)、マンガ、マスク、吹き出しが各9万8000円(同)。