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NECキャピタルソリューション、インテル ATを利用したPCの盗難・紛失対策ソリューション

 NECキャピタルソリューション株式会社は29日、PC盗難・紛失対策ソリューション「SecureDisableソリューション」を同日より販売開始すると発表した。「インテル アンチセフト・テクノロジー(AT)」の操作に特化した米Softex製のソフト「SecureDisable」を利用し、PC内部の情報漏えいを防ぐという。

 SecureDisableソリューションは、企業で利用するPCに盗難・紛失が発生した際に、PCからの情報漏えいを防ぐソリューション。主にモバイルPCを対象としており、リモートの管理サーバーから無効化命令を出してPCをロックし、Windowsを起動不能にする機能を備えているほか、PCがサーバーと一定期間通信しなかった場合、そのPCが自動的に無効化状態となる仕組みも提供している。なお、ロックされたPCは、ワンタイムパスワードによって無効化状態を解除できるとのこと。

 管理面では、専用のWeb管理コンソールから複数デバイスを一元管理でき、複数のPCをグループに分けて一元的に管理可能。グループ単位で設定ポリシーを適用できる。さらに、日本マイクロソフトのActive DirectoryやSystem Center Configuration Manager(SCCM)などとの連携にも対応しているので、大規模なPC運用環境でも利用可能とした。

 また、サービスデスクサポートオプションを利用すれば、NECキャピタルソリューションにプロファイル設定や無効化状態の解除、PC無効化のオペレーションなどを代行してもらうこともできる。

 SecureDisableの価格は、1ライセンスあたり3150円。SecureDisableを利用するには、PCがインテル ATに対応している必要がある。

石井 一志