システムバックアップ製品「MIRACLE System Savior」、vSphere 5.1環境などに対応

　ミラクル・リナックス株式会社は11日、企業向けシステムバックアップ製品の新版「MIRACLE System Savior（MSS）Version 2 Release 2（V2R2）」を発表した。新たにVMware vSphere 5.1およびHP Serviceguard for Linux（11.20）に対応した。

　MSSは、サーバーベンダーとの連携を強みとして、企業向けシステムバックアップの要件に基づいて開発された製品。最新のサーバーやマルチOS、仮想化ソフト、クラスタソフトへの対応、24時間サポート、7年間長期サポートなどを特長とする。

　新版では、VMware vSphere 5.1環境とHP Serviceguard for Linuxのクラスタ環境のシステムバックアップに対応。これまでHP-UX版ServiceguardではOSの標準機能としてシステムバックアップが行えたが、今回、MSSを用いることで、HP Serviceguard for Linuxのクラスタ環境についてもシステムバックアップが可能となる。同社調べによると、HP Serviceguard for Linuxに対応したシステムバックアップ製品は世界初という。

　また、エラー処理とログ情報強化も図り、主に環境に依存する問題を事前に回避できるようにしたほか、作業実施状況・結果を事後に詳細に解析できるようにした。