さくら、仮想・物理を同一セグメントで利用できる「ハイブリッド接続」開始
さくらインターネット株式会社は、同一データセンターで提供している複数のサービスをレイヤー2ネットワークで接続し、1つのローカルセグメントを構築可能にする「ハイブリッド接続」サービスを10月3日より提供すると発表した。
まずは同社の石狩データセンターで提供する「さくらのクラウド」「さくらの専用サーバ」「リモートハウジング」の3サービスを対象に提供を開始する。仮想サービス(クラウド)と物理サーバーを1つのインフラシステムとして利用できるため、それぞれのサービスのメリットを生かしたインフラ構築が可能になるとしている。
料金は、ハイブリッド接続の基本料が初期費用5250円および月額2625円。接続するサービスごとに必要な、100Mbps共有回線ベストエフォートの接続費用が月額2625円。リモートハウジングに関しては、1000Mbps共有回線ベストエフォートの接続も5250円で提供する。
さくらインターネットでは今後、対象サービスおよび対象データセンターを拡大するとともに、顧客企業の拠点との接続も可能にする予定。