KONAMI、「e-AMUSEMENT」に日本ラドウェアのvADCを導入

負荷分散機能を強化・集約


 日本ラドウェア株式会社は8月31日、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)が仮想化対応アプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)「ADC-VX」を採用したと発表した。

 ADC-VXは、専用ハイパーバイザー上に複数の仮想ADC(vADC)インスタンスを稼働させられるアプライアンス。単一のハードウェアプラットフォーム上に最大28個のvADCを動かせ、それらを完全に分離して管理できるのが特徴。データセンター内に複数配備しているADCを集約できるのがメリットとなる。

 KONAMIは、全国のアミューズメント施設をオンライン接続し、通信体制やプレイデータの保存を実現する「e-AMUSEMENT」システムを運用している。ADC-VXは、同システムの強化を目的に、国内外に設置されたゲーム機をオンラインで接続するシステムを集約するために導入された。

 ハードウェア集約による電気代・空調・ラックスペースなどの運用コスト削減効果、vADCの迅速な設定による新ゲーム市場投入の時間短縮、といった効果を狙う。

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