ESETシリーズ最新版「V4.2」7月15日発売、スキャン処理を最適化
「ESET Smart Security V4.2」(左)と「ESET NOD32アンチウイルス V4.2」 |
キヤノンITソリューションズ株式会社は、セキュリティソフト「ESET Smart Security V4.2」を7月15日に発売する。価格はパッケージ版が7140円、ダウンロード版が4200円。ライセンス有効期間は1年間だが、パッケージ版にはシリアルが1つ追加され、2台のPCで1年間、もしくは1台のPCで2年間利用できる。対応OSはWindows 7/Vista/XP。
機能面ではファイアウォールを強化し、家庭内LANや公衆無線LANなど接続するネットワークごとに異なるファイアウォールルールを設定できる「ファイアウォールプロファイル」を追加。同じく新たに搭載した「プロファイル自動切り替え」機能との連携により、接続するネットワークごとに自動的にプロファイルを切り替えることが可能。
キヤノンITソリューションズではこのほか、ウイルス対策ソフト「ESET NOD32アンチウイルス V4.2」も7月15日に発売する。ライセンス有効期間は1年間で、価格はパッケージ版が5040円、ダウンロード版が3360円。対応OSはWindows 7/Vista/XPに加え、マイクロソフトのサポート期間が7月14日に終了するWindows 2000もサポートする。
「ESET Smart Security V4.2」と共通の強化点では、ネットワーク経由で受信するデータのウイルススキャン処理を最適化したことで、画像ファイルのダウンロードやストリーミング動画の受信時のパフォーマンスが向上したほか、スキャンエンジン処理の最適化も図ったとしている。
また、CDなどの外部メディアに作成したブータブルイメージからPCを起動してウイルスの検査や駆除を実施する「レスキューCD」のオプションとして、レスキューCD起動時にIPアドレスなどのネットワーク設定を自動的に行う機能を追加。これにより、レスキューCD起動時にコマンドを利用したネットワーク設定が不要になる。