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EC-CUBEで構築された店舗の脆弱性診断サービス、HASHコンサルティングとロックオンが提供

 イー・ガーディアン株式会社の子会社HASHコンサルティング株式会社と株式会社ロックオンは、ロックオンのECサイト用CMS「EC-CUBE」の店舗などに向けて、ECサイトの脆弱性を診断し、レポート形式で報告する「EC-CUBEセキュリティ診断サービス」を9日より提供する。

 EC-CUBEはオープンソースソフトウェア(OSS)であるため、ASPやモールサービスに比べて、デザインや機能などの面でオリジナリティが高いECサイトが制作できるものの、サイト構築後のセキュリティ対策は各店舗での自己責任となることから、店舗にとって負担が大きいという課題がある。

 そこで、HASHコンサルティングとロックオンでは、EC-CUBEで構築された推定3万店舗(稼働数)のECサイトを対象に、セキュリティ診断サービスを提供するとのこと。

 このサービスでは、EC-CUBEに特化した精度の高いセキュリティ診断が可能なため、各店舗は、セキュリティに関する高度な知識を習得することなく、ECサイトのセキュリティ向上を実現できるという。

 価格(税別)は、スタンダードパック(10ページまで)で60万円、1ページ追加につき2万4000円。スタンダードパックに加えて、サーバーの状態もチェックしたい店舗向けにはプラットフォーム診断オプション(15万円・税別)も用意する。

 両社では、新規ECサイトの公開前やリニューアル公開前、追加機能の実装直後などに利用すると効果的としている。