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日立ソリューションズ東日本、米Demand Workの需要予測・需給計画システム「Smoothie」日本語版を販売

 株式会社日立ソリューションズ東日本は13日、米Demand Workと日本国内での販売契約を締結したと発表した。これに伴い、同社の需要予測・需給計画システム「Smoothie(スムージー)」を日本語化し、販売を開始している。

 Smoothieは、統計予測から補充計画作成までの、一連の需要計画・需給調整業務全体をカバーする統合パッケージ。統計予測機能と補充量計算機能の2つの機能をベースに、柔軟なグループ集計機能・グループ按分機能による意思入れを行えるといった特徴を持つ。

 Webベースのため、海外販社との計画の共有や一元化も容易で、この製品を利用すると、統計予測を生かしつつ、計画に対する意思を反映可能。意思入れ前後での比較や、前月計画との差異・予算との差異に基づく調整も容易に実行できることから、業務工数削減や計画精度向上が期待できるという。

 すでに北米では350社の導入実績があるとのことで、主な対象としては、数週間~数カ月先の出荷見込みを作成し、それらに基づいて発注・生産依頼を行うような「戦略型」の需要計画・需給計画を必要とする、スポーツ用品・アパレル製造業、各種製造業の輸出部門、海外製品販社の輸入部門などを想定している。

 なお日立ソリューションズ東日本では、今後3年間で周辺SIを含めて15億円の売上を見込んでいる。