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EMCジャパン、VMware環境のデータ保護製品の新バージョンを発表
2016年9月6日 14:21
EMCジャパン株式会社は6日、VMware環境全体にわたって、VMwareワークロードの保護を最適化する新しい保護製品とサポートを発表した。統合データ保護ソリューションを拡張し、「VMware vSphere」の「Virtual SAN(VSAN)」におけるVMwareワークロードの保護を最適化するとともに、高速かつシンプルで効率的なプロセスを実現。また、規定の条件を満たすことで、EMCデータ保護製品が使い放題になる「EMC Data Protection Suite(DPSuite) for VMware」の新バージョンをリリースした。
「DPSuite」には、ハイパーコンバージドインフラのアプライアンス製品「VCE VxRail Appliance」内蔵の保護機能を拡張するオプションが含まれる。これにより、VCE VxRail Applianceユーザーは、スケーラブルかつクラウド連携可能で、バックアップ時間を最大2分の1に短縮可能な保護ストレージ「EMC Data Domain Virtual Edition(DDVE)」を含む、EMCの幅広いデータ保護製品を活用できるようになる。
また、「vSphere APIs for I/O Filtering(VMware VAIO)」をサポートし、「RecoverPoint for Virtual Machines(RP4VMs)」を通じて、統合された仮想化レプリケーションデータサービスをサポート。VMware管理者は共通のVMwareフレームワークを活用し、「vSphere Storage Policy-Based Management(vSphere SPBM)」を通じてレプリケーションを管理できる。
EMCのデータ保護ポートフォリオとVMwareソフトウェアとの統合により、VMware管理者は標準のVMwareインターフェイスを通じて、仮想化ワークロードの保護をプロビジョニング、モニタリングおよび管理できるようになる。
提供価格(税別)は、DPSuite for VMwareが132万円から、DVEEが21万円から。DPSuite for VMwareは物理ソケット課金で、最低購入数は5物理ソケット。Avamar Software、RP4VMs、Data Protection Advisor、Data Protection Searchライセンスが含まれる。