システナとアシアル、モバイルアプリのクロスプラットフォーム開発で連携

　株式会社システナとアシアル株式会社は23日、モバイルアプリのクロスプラットフォーム開発分野で業務提携すると発表した。アシアルのモバイルアプリ開発プラットフォーム「Monaca」の開発パートナーとしてシステナが参画し、共同マーケティング、サービス開発などに取り組むという。

　Monacaは、iOS、Android、Windowsに対応したCordovaベースのアプリ開発プラットフォームで、開発者はHTML5を活用しながら、ワンソースで複数OS向けのアプリを開発できる特徴を持つ。このMonacaを活用することにより、Web標準技術でiOS、Android向けのモバイルアプリ開発を行えるため、技術者の確保、開発コストの削減および開発期間の短縮が期待できるという。

　一方システナは、携帯電話開発の初期から20年にわたるアプリ開発の実績を持ち、モバイル端末のフロントエンドアプリ開発だけではなく、Webサービス開発で培った技術力を生かし、バックエンドサーバーシステム構築から保守まで、ワンストップでモバイル活用ソリューションを提供可能とのこと。

　両社では、拡大するモバイルアプリ開発のニーズに応えるべく、それぞれの強みを生かし、モバイルソリューションを提供していくとしている。