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日本IBM、IoT推進に向けパートナープログラム「Watson IoT Platform パートナーエコシステム」を開始
2016年7月26日 12:48
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は26日、IoTの基盤となるサービス「IBM Watson IoT Platform」を活用するビジネスパートナーとのエコシステムを構築するプログラム「Watson IoT Platform パートナーエコシステム」を開始した。
日本IBMでは、IoT関連のソリューションを構築するためには、ハードウェア、ソフトウェア、各種デバイスに関する多種多様なスキルや知見が必要となると説明。ビジネスパートナーとのエコシステムを拡充し、それぞれの強みを生かしたIoTソリューションをより早く市場へ提供することにより、顧客の競争力強化を図ることを支援するとしている。
Watson IoT Platformは、IBMのクラウド基盤であるBluemix上で提供され、センサーやインテリジェントな装置といったデバイスを安全かつ簡単に接続できる。これにより、コグニティブ技術を提供するIBM Watsonや、データ分析やルールエンジンといったBluemix上で提供される豊富なAPIと連携しやすく、IoTデータの分析、可視化ダッシュボード、モバイルIoTアプリなど開発が容易になり、開発スピードも向上する。また、Watson IoT事業では、さまざまな業界に特化したIoTを導入しやすくしている。
Watson IoT Platform パートナーエコシステムは、Watson IoT Platformを活用し、ハードウェア、ソフトウェア、クラウド、インテグレーションなどのIoT ビジネスを展開しているビジネスパートナーを対象としたプログラム。Watson IoT Platformを活用したビジネス活動、技術支援、教育、マーケティングなどを実施することで、エコシステムを構築し、IoTビジネスの拡大を目指す。現在、ビジネスパートナー17社が参加し、今後も拡充を図る予定。参加企業は次の通り(社名50音順)。
- アーム株式会社
- アルパイン株式会社
- アルプス電気株式会社
- イサナドットネット株式会社
- 株式会社AIT
- 京セラ株式会社
- 株式会社ジェーエムエーシステムズ
- 株式会社ジェナ
- 株式会社セイノー情報サービス
- 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
- 日本情報通信株式会社
- ぷらっとホーム株式会社
- 株式会社プロドローン
- 株式会社マクニカ
- 三菱電機株式会社
- 株式会社ユビキタス
- 株式会社リコー