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シムトップスとウイングアーク1st、旧式機械設備をIoT化するためのソリューションで連携

「MC-Web CONTROLLER」の外観

 株式会社シムトップスとウイングアーク1st株式会社は21日、さまざまな機械設備を手軽にIoT化するためのソリューションとして、両社製品の連携機能を提供すると発表した。

 製造業向けシステムの開発を手がけるシムトップスでは、NC工作機械など各種機械設備の稼働状況を詳細に収集・監視するための製品「MC-Web CONTROLLER」を販売している。対してウイングアーク1stが開発する「MotionBoard」はいわゆるBIツールで、各種業務データをダッシュボードに集め、分析することができる。

 今回の機能連携にあたって、MC-Web CONTROLLERは新バージョンが提供される。ネットワークに接続できないような旧式の機械設備に取り付けることができ、さらに設備の入れ替えなどが行われても利用者自身が付け替えられるという。

 MC-Web CONTROLLERで収集したデータは、MotionBoardを通じて分析・把握可能。工場のレイアウト図などと組み合わせることで、設備状況のリアルタイムモニタリングが可能になる。

「MotionBoard」のダッシュボード