ネットワンパートナーズ、大規模・高機能な監視カメラシステムを実現する映像管理ソフト「Security Center」を販売開始

　ネットワンパートナーズ株式会社は10日、カナダのGenetecとディストリビュータ契約を締結し、大規模・高機能な監視カメラシステムを実現する監視カメラ映像管理ソフトウェア「Security Center」の販売をパートナー企業経由で開始した。

　Security Centerは、効率的に多拠点を監視可能な大規模監視カメラシステムを実現しするソフトウェア。専用レコーダーを用いず、仮想環境を含めたオープンアーキテクチャで大規模システムを実現。幅広いメーカーのIPカメラに対応することで、既存の投資を保護するとともに、日本語ユーザインターフェースと高機能な映像分析機能で、簡単・高度な監視環境を提供する。

　Security Centerは仮想環境に対応することで、システム拡張が容易で、大規模なシステムが実現可能。仮想環境の冗長機能を活用することで、耐障害性も向上している。また、従来は各拠点に必要だったサーバー、専用レコーダー、映像保存用ストレージを、データセンター側の仮想基盤に集約することで、投資コストと運用コストを削減する。

　幅広いメーカーのIPカメラに対応しており、接続するカメラの台数には制限がなく、数万台レベルの実績も持つ。

　日本語のユーザーインターフェイスを備え、マウスによる直感的な操作が可能。基本的な機能に加えて、「ビジュアルトラッキング機能」による監視対象の移動に合わせたカメラの切り替えや、「マップマネージャー機能」で管理画面の地図上にプロットしたカメラアイコンにマウスを近付けるだけでライブ映像を表示する機能などを提供。他社の映像分析エンジンも、プラグインやSDK経由で利用できる。