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ソネット、ソニーグループの導入ノウハウを活用したUCソリューション

 ソネット株式会社は13日、法人向け事業「So-net for Biz」において、企業内でのコミュニケーションを支援するユニファイドコミュニケーション(UC)ソリューションを提供開始すると発表した。

 UCは、電話、メール、インスタントメッセージング(IM)、テレビ会議など、企業内にさまざま存在するコミュニケーションツールを統合し、最適な手段でコミュニケーションを行えるようにする仕組みや技術のこと。ソネットでは、ソニーグループのグローバル標準IP電話システム構築にUCを導入し、作業の効率化・コスト削減に成功したとのことで、この導入事例やこれまでの法人向け事業で培ったノウハウを生かし、各企業にあわせたコミュニケーション機能やデバイスを組み合わせて、最適なUCソリューションを提供するという。

 UCソリューションが導入されると、いつでも・どこでも、電話番号を知らなくても、複数人数同時にコミュニケーションを行える環境が実現するため、社員の生産性向上が見込めるとのこと。また、ユーザー企業にとっては、既存PBXを見直し、資産のスリム化やデータセンターの運用/保守/導入コスト削減を実現できるのもメリットとした。

具体的には、IP電話技術を活用し、ネットワークを介して音声通話を行える電話/電話帳、留守録・自動応答、IM、プレゼンス(在席状況)、簡易電話会議、Web会議、テレビ会議などの機能を提供。ヘルプデスクや登録代行などのサービスも用意する。また、システム環境はオンプレミスとクラウドの双方に対応可能だ。

石井 一志