日立システムズ、中堅・中小企業向け「クラウドバックアップサービス」


 株式会社日立システムズは1日、中堅・中小企業向け「クラウドバックアップサービス」を発売した。

 同サービスでは、仮想ファイルプラットフォーム「Hitachi Virtual File Platform(以下、VFP)」を活用し、VFPに保存した大容量データを日立システムズのデータセンターに構築したストレージ環境に、インターネット経由で自動的にバックアップする。

 バックアップデータ容量1TBから利用でき、専用回線を必須とせずインターネット回線を通じてデータを暗号化してやり取りするため、安価な月額費用で済むのが特長。また、専用のバックアップソフトが不要で、設定したスケジュールに従い自動的にデータがバックアップされるため、バックアップ業務にかかわる業務負荷を削減できるという。

 また、国内外の複数拠点にてファイルサーバーを分散管理しているユーザーであっても、一元的にバックアップデータを管理することが可能。バックアップデータは堅牢な日立システムズのデータセンター内で保管されるため、事業継続性を高められる。日立システムズのBCP/BCMソリューションを併用することで、事業継続の取り組みをトータルにサポートできるとしている。

 価格は、初期費用が15万7500円/ユーザーから。月額費用が4万7250円/TBから。

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(川島 弘之)
2012/6/1 11:41