富士通エフサス、ファシリティ環境の省エネ/節電対策を支援


 株式会社富士通エフサスは31日、ファシリティ環境の省エネ/節電対策を総合的に支援する「グリーンファシリティソリューション」を発売した。

 サーバルーム・事務所・店舗の省エネ化実績を生かし、省エネ・節電の企画から運用の改善までを実施するもの。「エコ見える化ソリューション」と「ファシリティ環境ソリューション」から構成される。

 「エコ見える化ソリューション」は、顧客の電気・ガスなどのエネルギー使用情報、温度・湿度などの室内環境情報を自動的に計測・収集し、エネルギー管理を効率化するもの。企業全体のエネルギー使用状況を把握し、拠点間の比較、運用改善ポイントの特定が可能となる。また、収集した情報は、省庁・自治体への報告書作成にも活用できる。

 価格は、ハードウェア・ソフトウェアが30万円(税別)から、導入サービスなどが25万円(同)から、電気工事などが個別見積もり。

 「ファシリティ環境ソリューション」は、企業全体(サーバールーム、事務所、店舗)のファシリティ環境に対して、効果的な改善と省エネの維持を支援するもの。具体的に「環境配慮型ファシリティコンサルティングサービス」「熱流体シミュレーションサービス」「環境配慮型工事」「ファシリティ環境運用設計サービス」「ファシリティ環境管理サービス」「ファシリティ環境設備保守サービス」を提供する。

 価格は、「環境配慮型ファシリティコンサルティングサービス」「熱流体シミュレーションサービス」がそれぞれ50万円(税別)から、それ以外はすべて個別見積もり。

 今後3年間で50億円の売り上げを目指す。

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(川島 弘之)
2011/5/31 15:51