ジュニパー、小中規模データセンター向けのサービスゲートウェイ「SRX 1400」
SRX 1400 |
ジュニパーネットワークス株式会社(ジュニパー)は24日、ファイアウォール機能を中核に、さまざまな機能を統合したサービスゲートウェイ「SRXシリーズ」のラインアップに、小中規模データセンター向けの「SRX 1400」を追加すると発表した。
SRX 1400は、主に小中規模データセンターを対象にしたサービスゲートウェイの新製品。SRXシリーズではこれまで、拠点・支店向けの下位モデルと、大規模データセンター向けの上位モデルを提供していたが、SRX 1400によって中位領域を補完し、国内のあらゆる規模の需要に対応できるようになったという。
機能としては従来のSRXシリーズを踏襲。同社のルータにも採用されているJunos OSをベースに、企業やサービスプロバイダのネットワークに不可欠な接続、セキュリティ、管理の各機能を統合して提供する。セキュリティ機能は、ファイアウォール、IPsec VPN、IPS、スパム対策、ウイルス対策、Webフィルタリングなどを搭載可能。最大スループットは、ファイアウォールが10Gbps、IPsec VPNが2Gbps、IPSが2Gbpsとなっている。
また、ラインカードは、上位モデル「SRX 3000」のものを搭載可能で、価格を最小限に抑えながら、10Gigabit Ethernetの接続性とポート密度を実現したとのこと。