マカフィー、統合Webセキュリティアプライアンス「McAfee Web Gateway」の新版


McAfee Web Gateway version 7

 マカフィー株式会社は24日、Webセキュリティアプライアンスの新版「McAfee Web Gateway version 7」を発表した。6月25日より提供を開始する。

 McAfee Web Gateway version 7は、Webフィルタリング、ウイルス/スパイウェア対策、キャッシュなどの機能を1台に統合したアプライアンスサーバー。顧客にリアルタイムの脅威対策を提供するArtemisテクノロジとも統合できるほか、クラウドベースの「Global Threat Intelligence」とWebレピュテーション技術「TrustedSource」を活用可能。マルウェアに感染したWebサイトへのアクセスをブロックするとともに、悪性コンテンツのダウンロードを阻止し、感染したPCのバックチャネル通信防止も行えるという。

 また、新たな「挙動分析アプローチ」を採用することで、リアルタイムのコンテンツ検査を実施し、埋め込まれたコード、バッファオーバーフロー、エクスプロイトを検出できるとのこと。

 加えて、セキュリティ管理コンソール「McAfee ePolicy Orchestrator」、メールセキュリティアプライアンス「McAfee Email Gateway」との機能統合にも対応し、セキュリティの強かとコスト削減を同時に実現可能としている。

 価格は規模によっても変わるが、例として、1001ライセンス以上の場合で、1ライセンスあたり3135円から。

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(石井 一志)
2010/6/24 14:59