オリックス・レンテックとブランドダイアログ、SaaS/クラウドサービスで販売パートナー契約を締結

　オリックス・レンテック株式会社とブランドダイアログ株式会社は6月8日、法人向けSaaS/クラウドサービスの分野で、戦略的販売パートナー契約を締結したと発表した。

　ブランドダイアログの「GRIDY 有料版」は、ユーザー数では課金せず、使用したストレージの容量に対して従量課金を行うグループウェアで、スケジュール、情報共有、行動履歴管理など23の機能を備える。一方、オリックス・レンテックは、「必要な時に必要なだけ」利用するレンタルサービスから、レンタル資産の管理ノウハウを生かしたIT資産管理サービスまで、顧客のITコストを最適化するサービスを提供してきた。

　今回の提携は、オリックス・レンテックの法人向けITソリューション営業戦略と、「GRIDY」をはじめとした、ブランドダイアログのSaaS/クラウドサービスの販売強化戦略とが一致したため、合意に至ったもの。この提携に伴いオリックス・レンテックは、「GRIDY」を中堅・中小企業を中心に提供するほか、営業支援（SFA）、顧客管理（CRM）などの機能を備えたビジネスアプリケーション「Knowledge Suite」も順次提供する。

　また両社では、コスト削減と業務効率化の両立という顧客のご要望に対し、ソフトウェア、ハードウェアの導入から効率的な運用をサポートするためのトレーニングまで、IT投資にかかわる各種ソリューションサービスを提供するとしている。