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サークルKサンクス、富士通製ハイブリッドタブレット1700台を導入

STYLISTIC Q702/F

 富士通株式会社は25日、株式会社サークルKサンクスにハイブリッドタブレット「STYLISTIC Q702/F」1700台を提供したと発表した。サークルKサンクスは同端末を2013年3月からスーパーバイザー(店舗指導員)と店舗開発担当者向けに展開し、ワークスタイルの変革に取りかかっている。

 STYLISTIC Q702/Fは、ノートPCの液晶部分を取り外しタブレットとしても利用できる2wayの端末。タブレットとして利用できる液晶部分は薄さ約12.7mm、重さ約850g。拡張バッテリーとアナログRGBポート、有線LANポートを装備したキーボード・ドッキングステーションに装着することで、本格的なノートPCとして利用できる。

 サークルKサンクスでは、スーパーバイザーと店舗開発担当者が主に利用する端末として1700台導入。スーパーバイザーは外出先から店舗状況のタイムリーな報告や、カメラを使ったテレビ会議出席など、外出先での業務を効率化。事務所に戻ったらPCスタイルに戻して、報告書などの書類作成を行う。

 今年度中にはWindows 8へのバージョンアップも検討中とのこと。

 これらに加えて、Exchange Server、ShaerPoint、LyncなどのMicrosoft製品を採用した情報共有基盤も構築した。サークルKサンクスは同基盤上での業務システム開発にアジャイル開発を採用し、柔軟かつ迅速なシステム適応を可能にしているという。

 また、ネットワークサービス「FENICS IIユニバーサルコネクト」を活用することで、PCから本部システムへのセキュアなアクセスを実現。外出先、事務所など場所や時間を気にすることなく、スピーディでセキュアなモバイル接続を可能にしている。

(川島 弘之)