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日本ノーベル、サーバーラック管理機能をSaaSで提供する「UnitPORTER 2S」提供開始

 日本ノーベル株式会社は、SaaS版のサーバーラック管理システム「UnitPORTER 2S」を1月24日より提供開始した。利用料金は、初期費用(10ユーザーまで)が8万2000円(税別)、月額費用が1ラックあたり2600円(税別)。1カ月間無料で体験できる「UnitPORTER 2S無料お試し版」も用意された。

 UnitPORTER 2Sは、サーバーラック管理システム「UnitPORTER.Navi」をSaaS形式でご提供するサービス。サーバーラックにひも付く情報をデータベースにより一元管理できるため、Excelなどで行われている台帳管理業務の煩雑さを改善できるという。

 具体的には、ラック内のレイアウトはもちろん、ラックの空き状況、耐荷重、電源容量などを管理可能。ラック構成図はイメージ画像で表示でき、機器の配置はドラッグ&ドロップでの移動に対応する。

 さらに、ネットワーク、電源ケーブルなどの配線を機器同士のポートをひも付けする形で管理する配線管理機能、「いつ」「誰が」「何をした」といった操作履歴を自動記録する操作ログの取得機能、機器のスペックやインストールされたソフト情報などを登録する機器詳細情報の管理機能なども利用可能だ。

 なお、UnitPORTER.Naviでは利用できるフロアマップの編集機能、計測データ収集/表示機能、アラート機能は搭載しないが、アラート機能のうちメールアラートは今後対応する予定としている。

 利用にあたってはSilverlight 4.0、.NET framework 4.0が必要で、WebブラウザはInternet Explorer 8を推奨する。

(石井 一志)