NTTデータ、新たな金融関連サービスの創発を目的とした「BeSTA FinTech Lab」を立ち上げ

　株式会社NTTデータは6日、オープンイノベーションを通じて新たな金融関連サービスを創発することを目的とした「BeSTA FinTech Lab」を立ち上げたと発表した。

　BeSTA FinTech Labでは、NTTデータが多数の地方銀行に提供している基幹系アプリケーション「BeSTA」を利用する地方銀行などに向け、オープンイノベーションの取り組み強化、新たな金融関連サービス創発をサポートする。立ち上げに際しては、まずNTTデータ地銀共同センター参加行へのサービス提供を開始する。

　BeSTA FinTech Labは、これまでにない新たなサービスを継続的に生み出す専門集団として、トライ＆エラーにより顧客の求めるサービスを実現すべく、NTTデータの人材やネットワークを生かし、ITベンダーやベンチャー企業と積極的な連携を推進する。また、地方銀行にとどまらず、流通、製造など他業態の企業を含めた多様な組織との交流・連携の場の提供、共同ワークスペース（開発環境、Labオフィス）の提供、専門人材による経営支援・アドバイスなどを通じて、ベンチャー企業が新しい金融サービスを創出する支援を実施する。

　NTTデータでは、2016年度下期中にLabオフィスの立ち上げ、開発環境の構築・提供を予定している。