セゾン情報システムズ、iPaaS「HULFT Square」を10月より欧米市場で提供開始

　株式会社セゾン情報システムズは24日、日本発クラウド型データ連携プラットフォーム（iPaaS）「HULFT Square」を、10月5日より欧米市場でも提供開始すると発表した。

　「HULFT Square」は、データ活用のための自由で安全な次世代クラウド型データ連携プラットフォームサービス。高度なセキュリティのもと、クラウド同士・オンプレクラウド間などのデータの連携を容易にし、データ活用のリスクと手間を削減することで、顧客企業のDX推進をサポートする。

　同社ではHULFT Square以前から、「HULFT」や「DataSpider」といったファイル/データ連携ツールを提供しており、1万1000社を超える企業に導入されているというが、今回はこうした企業のさらなるグローバル展開や、欧米現地企業のファイル/データ連携にかかわる課題を解決するため、最新技術であるiPaaSのHULFT Squareを欧米市場でも提供するとのこと。

　なお欧米においては、製造業とサプライチェーンマネジメント（主に自動車、サプライヤー）がHULFT Squareの主なターゲット企業になるとした。同社では、さまざまな業界向けパートナーが提供しているSaaSと連携することで、製造業の受発注システムにおけるEDIやデータキャプチャ、人事管理における人事データの自動処理、財務経理における経費精算や請求書処理、顧客管理システムとの連携、各種ERP連携、BI・DWH連携など、多様な利用シーンでの導入を目指すとしている。