日立ソリューションズ、アプリケーションパフォーマンス監視製品「AppDynamics」とシステムの統合管理製品「JP1/IM」の連携製品を提供

　株式会社日立ソリューションズは、米AppDynamicsのアプリケーションパフォーマンス監視製品「AppDynamics（以下、アップダイナミクス）」と、株式会社日立製作所の統合システム運用管理「JP1」の統合管理製品「JP1/Integrated Management（以下、JP1/IM）」を連携する製品を4月26日に提供開始する。

　製品では、アプリケーション上のすべてのトランザクションを監視するアップダイナミクスが、パフォーマンスの異常を検知した際に、仮想基盤やOS、ミドルウェア、アプリケーションなどを統合して監視するJP1/IMの画面上で通知する。

　これにより、システム管理者はクラウドサービスやオンプレミスなど複数のシステムを運用する中で、JP1/IM上でハードウェアやアプリケーションの稼働状況を統合監視できるとともに、ログインやデータベースへのアクセスなど、ユーザーの行動単位でパフォーマンスの低下や遅延の予兆を察知できる。さらに、アプリケーション内で原因の詳細を簡単に特定するため、システム管理者は開発担当者に的確な対策を指示することが可能となる。

　提供価格は、1年サブスクリプションで150万円から。