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Oracle定例アップデート、Javaは「Java 7」から「Java 8」への自動更新を実施

 米Oracleは20日、データベース製品やJavaなどOracle製品に関する定例のセキュリティアップデート(Critical Patch Updates)を公開した。

 Oracleでは、四半期ごとに定例のセキュリティアップデートを提供している。今回のアップデートでは、Oracle Database、Fusion Middleware、Java、Solaris、VirtualBox、MySQLなど、各種製品に関する脆弱性を修正した。

 Java関連では、19件の脆弱性を修正。うち14件は外部からの悪用が可能なもので、4件については共通脆弱性評価システム(CVSS v2)の基本値が最も高い「10.0」とされる危険度の高い脆弱性となっている。

 Javaの実行環境(JRE)については、脆弱性を修正したバージョンの「Java 8 Update 31」および「Java 7 Update 75」が公開された。また、Java 7は2015年4月でサポート終了となるため、Javaの自動更新機能を有効にしている場合は、今回の更新で自動的にJava 8にアップデートされる措置が実施された。

 Oracleの次回の定例アップデートは、米国時間4月14日に提供予定。

三柳 英樹