「SAP BusinessObjects BI」新版、SAP HANAやSAP ERPと統合

　SAPジャパン株式会社は1日、BIソリューションの新版「SAP BusinessObjects Business Intelligence 4.0 Feature Pack 3（以下、BI 4.0 FP3）」の提供を開始した。

　新版では、データの探索機能が強化された。Google検索のような操作性でデータを活用できるという。モバイル対応も強化された。モバイルユーザーに対し重要な各種業務指標へのダイレクトアクセスを実現。デスクトップユーザー向けに作成されたBIレポートをモバイル端末から閲覧できる。対応OSはAndroid/iOS。

モバイル対応

　Apache Hadoop/SAP HANAにも対応。パフォーマンスの向上を図った。SAP ERPとの統合も強化。合計100を超えるダッシュボードや帳票がSAP ERPに組み込まれた形で提供される。SAP Crystal Reportsとの連携も強化され、ユーザー自身がSAP ERP内のデータから独自のレポートを簡単に作成できるようになった。

　また、企業向けSNS「SAP StreamWork」とも連携。BIの分析結果などをSNSを通じて共有し、コメントを付けあったりできる。

SAP StreamWork対応