Veeva Systemsが東京データセンターを稼働開始、NTT Comのクラウド基盤を利用

　米Veeva SystemsとNTTコミュニケーションズ株式会社（以下、NTT Com）は7日、Veeva Systemsの東京データセンターが、NTT Comのグローバルクラウドサービス「Biz ホスティング Enterprise Cloud」を基盤として稼働開始したと発表した。

　Veeva Systemsは、salesforce.comのForce.com基盤と、ライフサイエンス特有のビジネスニーズを満たすために独自開発したシステムを連携させ、製薬企業向けのCRMソリューションなどを提供している。

　今回は、これまで国外に構築していた独自システムの機能を、NTT Comのグローバルクラウドサービス基盤上に新設することにより、日本のユーザーが国内の通信環境の中でVeeva Systemsのサービスを利用できるようになった。

　なお東京データセンターは今後、日本国内だけでなく、アジア太平洋地域におけるコアセンターとしての役割を担う予定とのことだ。