SCSK、自社の“実践知”を凝縮した「Microsoft 365 Copilot コンサルティングサービス」を提供

　SCSK株式会社は10月31日、Microsoft 365 Copilotの全社導入で得た「実践知」とノウハウを生かし、企業におけるMicrosoft 365 Copilotの活用を支援する「Microsoft 365 Copilot コンサルティングサービス」を提供開始すると発表した。第1弾として、コーポレート業務の効率化・品質向上を目指したコンサルティングサービスを10月より提供開始している。

　「Microsoft 365 Copilot コンサルティングサービス」は、単なるMicrosoft 365 Copilotの利用にとどまることなく、顧客の業務変革に生かすためのユースケースの企画やAIエージェント作成から、AIエージェントによる組織的な業務革新の実現までを支援するもの。業務プロセス整理に基づいて標準機能の活用を最大化するための最適なAIエージェントを企画・作成し、その評価から展開計画の策定・実行に至るまでをワンストップで支援する。

　第1弾では、人事、広報、企画、監査といった部門におけるコーポレート業務の効率化・品質向上を目指し、現場で働く個々人の工夫や課題へのヒアリングを重視。業務シナリオをタスク分解し、課題感・実現したい状態から「As-Is/To-Be/将来像」のユースケースを描くだけでなく、効果を最大化するために業務自体の見直しやInput/Outputの再定義・整理も実施する。

　また第2弾以降では、対象業務の拡大や複雑な業務プロセスへの適用、組織の仕事を自律的にAIエージェントが担う段階までコンサルティングサービスを拡張するとのこと。