freee、「freee会計」とAPI連携する監査手続の補助システム「ALiS」を自社アプリストアへ掲載開始

　フリー株式会社（以下、freee）は19日、はEY新日本有限責任監査法人の監査手続き補助システム「ALiS」を、自社の運営するアプリストア「freeeアプリストア」へ掲載開始した発表した。

　「ALiS」は、会計システムとの連携を目的に開発された、監査手続きの補助を行うアプリケーション。初の会計システムとの連携として、freeeのクラウド型会計システム「freee会計」とのAPI連携を開始しており、freee会計のデータを自動取得し、必要に応じて、データ加工、ならびに監査手続きに必要となる各種データの取得を補助することが可能となっている。

　また、年間で数百・数千に及ぶ証憑データを「ALiS」へ自動で取り込めるので、監査対応に必要なデータ収集や提出状況のやり取りに関する業務が効率化されるとともに、人為的なミスの削減も期待できるとのこと。

　今回は、「ALiS」の利用者数の増加を受けて、効率化の効果が確認されたことから、freeeアプリストアへの掲載が開始されたという。なお「ALiS」は、EY新日本有限責任監査法人との監査契約を結んでいる法人のみが利用できる。