オレンジソフト、Gmailの誤送信対策を実現するChrome拡張「GM Checker」

　株式会社オレンジソフトは8日、Gmailに誤送信対策機能を追加するGoogle Chrome拡張機能「GM Checker」のベータ版を公開した。

　GM Checkerは、Gmailの送信前にメールの内容をチェックする誤送信対策を実現したChrome拡張機能。同社はメールの誤送信対策製品として「BRODIAEA safeAttach」を開発・販売している。safeAttachは、送信したメールの取り消し、上長承認、添付ファイルの暗号化、bcc化などの機能を備えたメールゲートウェイ。

　こうしたメールゲートウェイはメールクライアントの種類を問わずに、漏れなく誤送信対策を行える反面、メールを送る前のチェックができないなどの課題があった。それを解消するために開発されたのがGM Checker。

　GM Checkerでは、登録した単語が本部・題名に含まれていると警告を表示する「キーワードチェック機能」、bccを誤ってto/ccに記入してメールアドレスを漏えいしないように、設定した件数以上のメールアドレスを記入すると警告を表示する「あて先件数チェック機能」、題名・本文未記入時に警告を表示する機能、送信前に送信確認を行う機能などが利用できる。現在はベータ版という位置づけで、今後も順次機能拡張を図る予定。

　GM Checkerは無償。今後は同ソフトの有償保守サービスやカスタマイズサービスを提供する。

設定画面

警告例