GMOクラウド、「GMOクラウド Public」でマレーシアのデータセンターを利用可能に


 GMOクラウド株式会社は21日、パブリッククラウドサービス「GMOクラウド Public」において、マレーシアのデータセンターを利用したサービスを提供開始したと発表した。

 GMOクラウド Publicでは、複数のデータセンターを用いてサービスを利用可能な「マルチロケーションサービス」を提供しており、従来は日本(東京)と米国(サンノゼ)の2拠点でサービスを利用できた。今回は、海外に進出する日本企業からも東南アジアへの注目が集まっていることから、マレーシア(クアラルンプール)にデータセンターを開設し、マレーシアロケーションの提供を開始したという。

 GMOクラウドでは、仮想マシンに対して自由にリソースを割り当てられる効率の良さや、複数台構成から大規模システムまでを容易に組める柔軟性、豊富な機能といった、従来のサービスが持つ特徴をこのマレーシア拠点においても変わらず利用できるとしており、3拠点でのサービス提供をアピールしていく考え。

 またマレーシアロケーションを利用する場合でも、電話・メールでの日本語サポートを無料で用意していることから、海外でビジネスを開始する予定の日本企業に最適としている。

 価格例は、仮想CPUが1コア(コア占有率100%)、メモリ2GB、20GBディスク、バックアップ容量10GBといったスペックの「パック1」が月額3500円。仮想CPUが3コア(コア占有率300%)、8GBメモリ、20GBディスク、バックアップ容量10GBといったスペックの「パック5」が月額1万2400円。このほか、完全従量型で1時間から利用できる従量課金型プランも用意された。

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