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茨木市とNTT西日本、国産プライベートLLMを活用した小中学校向け校務AIの実証を開始
2026年10月14日 15:21
大阪府の茨木市とNTT西日本株式会社は13日、全国初の取り組みとして、純国産プライベートLLM(大規模言語モデル)を活用した小中学校向け校務AIの実証を、市立の一部小中学校で開始したと発表した。期間は、教職員利用終了後の振り返りなどを含め、2027年3月31日までを予定する。
市立小中学校の教職員が対応する校務においては、必要な情報がサーバー上の複数のファイルに分散し、検索や確認、文書の作成に手間がかかる場面があるという。また、生成AIへの期待が高まる中、機密性の高い情報を扱う教育現場では、安全性と利便性を両立した活用環境が求められているとのこと。
そこでNTT西日本では、茨木市との協働により、教育現場に適した純国産プライベートLLMを活用して、教職員が安心して利用できる校務AIの実現に向けた実証を行う。具体的には、生成AI向けの比較的低コストなGPUサーバー上で稼働する生成AIアプリケーションを活用し、情報の検索や文書の作成における利便性向上を検証する。また、利用者権限に応じたアクセス制御やローカル環境での運用を通じて、安全性と実用性を評価するとした。
LLMには、NTTが開発している「tsuzumi 2」を採用。主な機能としては、チャット形式での質問への回答、校務文書の検索・要約、文章作成支援など、教育分野に応じた業務支援を提供する。
なお、両者は、この実証を通じて得られた知見や教職員の意見を踏まえ、校務AIの有効性と安全な活用方法を検討するとのことだ。

