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NTTドコモビジネス、映像AIプラットフォーム「docomo business SIGN VPaaS」でAIエージェント型UIと顧客専用の解析基盤を提供
2026年10月7日 14:04
NTTドコモビジネス株式会社は6日、多様なデバイスから映像を収集・蓄積・分析し、多様な現場の変革を加速させる映像AIプラットフォームサービス「docomo business SIGN VPaaS」のAI解析機能を強化すると発表した。
新機能として、映像データから現場の課題や改善ポイントをAIが自動で可視化し、改善提案までを行う「AIエージェント型UI」と、機密性の高い映像データを顧客専用の映像AI解析環境でセキュアに解析できる「プライベート映像AI解析基盤」の提供を開始した。
「docomo business SIGN VPaaS」は、施設・設備に設置されたカメラや、ロボット・ドローンをはじめとするさまざまな現場の機器から映像を収集し、分析可能な形で統合管理するプラットフォーム。
NTTドコモビジネスは、監視カメラやウェアラブルカメラなどで取得される映像データは、防犯や品質管理、安全確保、製造効率の向上など、さまざまな用途で活用されているが、映像データは膨大な量にのぼるため、人手で確認・分析する負荷が大きく、現場の課題発見や業務改善に十分活用されないまま保管・破棄されるケースも少なくないと説明する。
さらに、マルチモーダル大規模言語モデル(LLM)や視覚言語モデル(VLM)の進化により、映像データを業務改善に活用する可能性が広がる一方で、個人情報や機密情報を含む映像については、外部クラウドへの持ち出しやAIによる分析に慎重な対応が求められるため、映像データの利活用が十分に進んでいないという課題があるという。
新機能のAIエージェント型UIは、サービスで統合管理する映像データや検知データをAIが分析し、現場の課題発見から改善施策の提案、効果予測、次のアクションの提示までを支援する機能。映像データを活用した継続的な業務改善を実現するとともに、業界や業務に応じた柔軟なカスタマイズができる。
複数のデバイス設置拠点から収集した映像データや検知データを集約し、インジケーターや検知映像、AIによるサマリーを用いて運営状況を可視化する。これにより、改善が必要な事象や現場で発生している課題をリアルタイムで把握できる。
映像データや検知データの分析結果をもとに、AIが改善施策の提案、期待効果の予測、次にとるべきアクションの提示を行う。また、各機能はコンポーネントとして提供することで、製造、物流、小売りなど業界や業務に応じた柔軟なカスタマイズができる。
プライベート映像AI解析基盤は、サービスとNTTドコモビジネスのGPUクラウドサービス「GPUaaS」を連携させることで、個人情報や製造ノウハウなどの機密情報を含む映像データを顧客専用環境で解析できる機能。これにより、従来はAI活用が難しかった機密性の高い映像データも、セキュリティやガバナンス要件に対応しながら業務改善に活用可能となる。
外部のパブリックなマルチモーダルLLM/VLMに加え、標準で利用可能なGemmaモデルや、顧客が保有するLLM/VLMも利用可能。用途や要件に応じて最適なモデルを選択でき、より柔軟な映像解析環境を実現する。
また、顧客専用環境ほどの隔離性は不要である一方、推論環境やデータの取り扱いの所在を明確にしつつ、コストを抑えてAIを活用したい顧客向けには、「プライベート映像AI解析基盤 共用メニュー」を2026年度内に提供を予定している。これにより、顧客のセキュリティ要件やガバナンス要件に応じて最適な映像解析環境を選択できる。

