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ミライト・ワンとNTTテクノクロス、通信インフラの現場におけるAI時代の現場力強化とDX推進に向け協業

 株式会社ミライト・ワンとNTTテクノクロス株式会社は6日、通信インフラの現場におけるAI時代の現場力強化とDX推進に向け、10月から協業を開始すると発表した。

 協業の第一弾として、現場での「入力・報告・確認作業」をその場で完結させるソリューションを、ミライト・ワン NTT事業本部の関東全域すべての拠点(35拠点)で本格導入する。

 通信インフラの最前線では、深刻な人手不足や働き方改革への対応として、業務効率化や現場での確実な技術継承が喫緊の課題となっており、ミライト・ワンの現場においても、ペーパーレス化や情報漏えいリスクの低減、ナレッジの活用、さらに情報検索の高速化による現場対応力の向上など、先端ICT技術を取り入れたより実用的な業務変革が求められていた。

 一方、NTTテクノクロスは、通信インフラの現場において、顧客の多様なニーズをより的確に把握し、それに応じたサービスを一層高い精度で提供していくことが重要な課題となっていた。こうした中で、現場に根差した知見や実運用に即した課題把握と、技術を活用した解決策の具体化を進める必要があった。

 こうした背景のもと、両社は2025年10月から現場業務をその場で完結させるソリューションを共同開発し、トライアル導入を実施した。その結果、作業稼働の削減や入力・検索業務の省力化など、約20%に相当する作業コストの削減が確認できたため、ミライト・ワンの実現場への本格導入を決定した。

 ミライト・ワンは、実際の現場拠点への導入を通じた効果データの収集・分析および運用検証と、現場作業員のフィードバックや課題に基づく改善提案および業務フローの見直しを実施した。

 NTTテクノクロスは、NTT研究所技術や市中の先端技術の活用によるソリューション高度化、システムアーキテクチャの設計、機能開発、サービス環境の構築、サービスの保守・運用を通じて、継続的な改善と安定的なサービス提供を行った。

 両社は取り組みの第1弾として、NTTテクノクロスの業務支援型データ活用プラットフォームをベースに、現場での「入力・報告・確認作業」をその場で完結させる機能をミライト・ワンの現場に導入する。

 ペーパーレス・業務効率化に向けては、現場で使い慣れた帳票フォーマットを、専門知識不要でそのままデジタル化できる機能を提供する。現地での点検結果の入力や写真添付、報告書の作成・提出がタブレット上で完結するため、帰社後の二重入力作業を排除する。

 ナレッジ活用・即時解決に向けては、膨大なマニュアルや作業手順書から、AIが必要な情報を瞬時に抽出する機能を提供する。音声やテキストによる質問に対し、ドキュメントの要約や図解を即座に回答するため、現場での確認作業や問い合わせ時間を大幅に削減し、現場での自己解決力を高める。

 2026年10月から本格利用を通じた機能の最適化と導入効果の実証を経て、今後はミライト・ワングループへの水平展開を順次推進していく。また、実績を積み重ね、将来的には通信インフラ業界をはじめ、さまざまな業界の最前線の現場での活用を目指し、外販も視野に取り組んでいくとしている。