サーバーワークス、AWS環境での生成活用スキル習得を目指す公式トレーニングコース2種を提供

　株式会社サーバーワークスは28日、Amazon Web Services（AWS）環境での生成AIの活用スキル習得を目的とした、2つのAWS公式トレーニングコースを提供開始すると発表した。

　AWS公式トレーニングは、AWSトレーニングパートナーの認定およびAWSが定めたトレーナー基準に合格したパートナートレーナーが提供できる1日のトレーニングコース。今回新たに提供開始する2つのトレーニングコースは、生成AI活用のための知識とスキル習得を、企業のさまざまなニーズや役割に応じて支援するという。

　1つ目の「Generative AI Essentials on AWS」は、生成AIの基礎概念からAWS環境での実践的な活用手法までを網羅的に学び、ビジネス課題解決につなげるためのスキルを習得するコース。

　効果的な指示を出すための「プロンプトエンジニアリング」、倫理や公平性に配慮した「責任あるAI」の考え方、生成AIの安全な導入・運用方法をハンズオンで習得できるほか、生成AIがどのような業務や課題に適しているかを見極め、課題解決に対してAIを効果的に活用する力を養うとした。

　また、生成AIを活用したプロジェクトの計画立案、具体的な導入戦略の検討、既存の開発プロセスへの生成AIの組み込み方を学ぶとのこと。

　講習内容は座学＋実習＋ディスカッションで、価格は7万7000円（税込）。

　一方の「Generative AI for Executives」は、組織全体で生成AIを活用し、ビジネス目標達成につなげるための戦略的視点と知識を提供する半日（4時間）のコースである。組織的なAI導入を成功に導くための基本概念とツールを把握するとともに、生成AI技術を用いて、どのように新しいビジネス価値を生み出すことができるか、その方法論を解説する。

　さらに、安全かつ責任を持ってAIを導入するための重要な考慮点の説明や、さまざまな業界における生成AIの具体的な活用事例の紹介なども行う。

　講習内容は座学＋ディスカッションで、価格は3万8500円（税込）。