NTTデータとRelicが協業、新規事業創出を支援するワークショッププログラムを提供

　株式会社NTTデータと株式会社Relicは7日、企業の新規事業創出を立ち上げから成長・拡大まで一気通貫で支援するため、業務提携を開始すると発表した。今回はその第1弾として、2日間の新規事業創出ワークショッププログラムを開発し、提供を開始するとしている。

　NTTデータは、新規事業創出に適したメソッドを構築・提供し、特に新規事業創出の初期フェーズの立ち上げ・アイデア創出・コンセプト検証等に強みがあるという。一方のRelicは、新規事業の立ち上げから成長・拡大支援に強みを持ち、インキュベーションパートナープラットフォーム「Dualii」をはじめとするサービスの提供により、大企業の新規事業の“多産多死”の実現を支援してきたとのこと。

　今回の協業では、両社の強みを掛け合わせることで、企業の事業開発パートナーとしてさらなる価値創出に貢献するとしており、その第1弾として、新規事業創出担当者を対象にした2日間の新規事業創出ワークショッププログラム「Business Design Sprint Prototyping Camp」を提供開始する。

　このワークショップは、「新規事業のアイデアが集まらない」「革新的なアイデアを生み出せない」「ブレストだけで終わってしまい後続につながらない」「検証に必要なプロトタイプを独力で制作できない」といった課題を持つ企業を対象に、2日間で、アイデアの発想から、初期事業コンセプト構築、初期プロトタイプ制作までを一気通貫で行う。

　なお同ワークショップは、NTTデータの1Day新規事業アイデア創出ワークショップ「Business Design Sprint Field Trip」と、Relicの1Dayプロトタイプ実践ワークショップ「APL Idea Forge」に基づいており、新規事業創出の知識や経験がない人でも、ビジネスアイデアの創出やコンセプトの実現を体験することで、新規事業創出の基礎を身につけられるとした。

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