OKI、IPアドレスと設備の管理機能を備えたIT資産管理システム「AssetSentinel」発売
OKIソフトウェアは、IPアドレス管理と設備管理の機能を備えたIT資産管理システム「AssetSentinel」(アセット・センティネル)を開発。ビジュアルな画面を採用したことで企業内のIT資産を可視化した点が特徴で、価格は50万円(税別)から。12月15日より販売を開始する。
今回発売する「AssetSentinel」は、これまで台帳管理機能のための表形式のインターフェイスのみの製品が多かったIT資産管理の従来商品に比べ、ビジュアルな画面と使い勝手の良さに注力したユーザーインターフェイスを特徴とする。OKIソフトでは、IT資産の可視化だけでなく、「AssetSentinel」はIT資産管理ツールに求められる3要素「情報の一元管理」「情報更新の容易さ」「IT資産の利用状況の把握」を実現、IT資産管理者の負担を大幅に軽減することで管理の効率化を支援するとしている。
IPアドレス管理機能では、IPv4/IPv6に対応し、IPアドレス空間をマトリクスで視覚的に表現。IPアドレスの割当をマウスのドラッグ&ドロップで更新することが可能で、IPアドレス空間マトリクスは、目的に応じて表示スケールを変更できる。また階層構造を持ち、一度割り当てたIPアドレス空間をさらに細かい単位で再割当することも可能。組織レベルごとにIPアドレスの割り当て管理権限を委譲できる機能も備えた。
設備管理機能では、IT設備を、階層構造を持つオフィスマップ上にアイコンとして配置し、設備の利用状況を表現する。設備利用場所は、マウスのドラッグ&ドロップで更新することができる。また、資産登録時に発行されるQRコードを実際の設備にシールなどで添付することで、実際の設備と設備管理情報とを紐付けて管理することができる。設備現品調査についても、ウェブカメラなどで設備に添付したQRコードを読み取ることで実施できるため、大幅な効率化が見込めるとしている。
「IPアドレス管理」画面イメージ | 「設備管理」画面イメージ |