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日立社会情報サービス、運用管理基盤「OpeLightシステム」にAIエージェント機能を追加

インシデント受付から一次切り分け、ナレッジ化までを自律的に実行

 株式会社日立社会情報サービスは7日、情報システムの運用支援サービス「OpeLightサービス」を構成する運用管理基盤「OpeLightシステム」に、AIエージェントを活用した運用支援機能を追加したと発表した。

 日立社会情報サービスでは、休日・夜間のシステム保守にかかる負荷の軽減や、問い合わせ業務の効率化、サービス一覧やSLAに基づいた運用状況の可視化などにより、ITシステムの運用をトータルで支援する「OpeLightサービス」を提供している。その運用管理基盤として、ServiceNowをベースとしたSaaS型の運用管理システム「OpeLightシステム」を構築してきた。

 今回は同システムにおける運用工数の削減などを目的として、同社がITシステム運用の現場で培ってきた運用プロセス、対応手順、インシデント事例などのノウハウとAI技術を組み合わせたAIエージェント機能を追加した。

 このAIエージェント機能が、インシデントや問い合わせの受付・記録、一次切り分け、類似事例検索、対応案の提示、一次回答、ナレッジドラフト作成などを自律的に実行するため、従来は運用担当者が行っていた情報収集や定型的な文書作成などの負担が軽減され、原因分析、再発防止策の検討、運用サービスの分析や意思決定など、より高度な業務に注力できるようになるとのこと。

 また、過去事例や蓄積されたナレッジを活用して対応案の作成や類似事例の提示を支援する機能や、インシデント対応履歴から解決方法を自動でナレッジ化して運用業務を自律的に改善する機能も備えた。これらの機能を活用することにより、運用担当者ごとの対応品質のばらつきを抑え、組織全体でのナレッジ共有と活用を促進するとしている。

 なお、同社のITシステム運用案件における検証では、AIエージェント機能を含むOpeLightシステムの導入により、実機作業を除くインシデント対応業務の運用工数を、適用前と比較して約60%削減できたとのことだ。

「OpeLightシステム」AIエージェント機能適用による工数削減イメージ