電通デジタルなど電通グループ4社、CRM起点で事業・組織の変革を支援する「Biz CRM For Growth」

　株式会社電通デジタルと国内電通グループの3社（株式会社電通、株式会社電通コンサルティング、株式会社電通総研）は25日、CRM（顧客管理）を起点で事業や組織の変革を支援するソリューション「Biz CRM For Growth」を提供開始すると発表した。

　「Biz CRM For Growth」は、従来のCRMが担ってきた広告・マーケティング領域の支援にとどまらず、CRMを起点として、現状分析から経営戦略の立案、業務やシステムの設計・導入、運用支援、継続的な改善までを一気通貫でサポートするサービス。

　提供にあたっては、電通グループの強みである、クリエイティブ、テクノロジー、コンサルティングに関する各ソリューションをワンストップで提供する支援体制を構築。1）戦略設計（Strategy Planning）、2）要件定義／開発（Requirement Define／Develop）、3）運用最適化（Operation Optimize）、4）業務高度化（Advanced Modeling）――といった4つの変革フェーズに分けて、同グループが持つ最適なソリューションを提供するという。

　これを活用することにより、B2C企業の場合は、顧客データや行動ログを基にしたパーソナライズ施策、継続購買やリテンション施策による収益の創出、顧客セグメント別施策による費用対効果の高いプロモーションの実施などが可能になるとのこと。

　一方でB2B企業は、顧客ごとにCRMを最適化して営業活動の効率化・強化を図ることにより、顧客満足度の向上を実現できるとしている。